『ながしま と 人』 第7回:木村 太郎編
『ながしま と 人』 第7回

木村 太郎(きむら たろう)

◆プロフィール
 群馬県出身。Booksながしまを中心に群馬県のWIXOSS界を大いに盛り上げ、まとめる兄貴分。ゲームに対し思考停止せず、停滞せず、勝つこと前提に情報交換や練習に余念がなく取り組んでいる。

◆遊んでいるゲーム
WIXOSS

―本日はお忙しいところ、ご協力いただきましてありがとうございます。早速ですが、木村さんがWIXOSSを始めたきっかけについて教えてください。

 「ちょうど別のカードゲームを辞めようかと考えている時期でした。その時友人が目の前に置いてくれたのがWIXOSSだったんですよ。カードゲームをやらなくても友人同士付き合いは続いたと思いますが、カードゲームって仲のいい友人と一緒にやるのが一番楽しいですからね。

―そうですね、友人同士でのカードゲームって本当に楽しいですね。最初は少人数で始まったWIXOSSですが、現在は群馬県全体のも多くのユーザーがいますね。木村さんが中心となって群馬県全体のWIXOSSのLineグループがあるそうですが?

 「WIXOSS Lineは最初は3人だけでしたね。そこから段々と増えていって今は総勢44人の大所帯になっています。自分がWIXOSSを始めた時は、カード自体が手に入り辛い時期ということもあり、やりたい人はいても中々ユーザーが増え辛かったのを覚えています。ブースターパックが発売翌日には売り切れなんてザラでしたよ。そういう意味で一部のユーザーには凄い話題性のあるカードゲームでしたね。

 「ユーザーが大人中心ということもありますが、Line上の会話やコミュニティー同士の情報交換で使いたいデッキなりカードがあると、積極的に提供者が出てきてくれて、結果的に業界自体のユーザーも増え、盛り上がっています。

―現在Booksながしまでは、毎週水曜日の夕方から大会が実施されていますが、どういった経緯で定期開催するようになったのですか?

 「そもそもは自分の仕事休みが水曜日ということがあります。自分と友人がWIXOSSにのめり込んで、大会に参加したいという気持ちを店長が汲んでくれて水曜日に大会を開催してもらえるようになりました。最初は参加者8名くらいだったんですよ。社会人を中心にだんだんとプレイヤー数も増えてきています。

―どの位のペースでながしまに通われていますか?ながしまの魅力とは?

 「仕事休みである水曜日を中心に通っています。大会が近づけば、調整名目で頻度も上がります。

 「魅力は、アットホームな感じですね。リラックスしてWIXOSSに集中して取り組めます。コミュニティーとしての一体感があります。店長の裁量ですが、定期大会の賞品がランダム配布っていうのもいいところだと思います。自分の好きなデッキが使えるので。他店舗だと優勝者に配布することが多いので、先ず勝つことが前提になってしまう。大会としては正しいんですけど、それだと新しいテクニックやデッキを試すことができなくて、発見もほとんどなくなってしまいます。

 「その日、目の前の大会だけを勝つだけなら、何ら問題ありません。でも実際は全国大会というより大きな舞台で勝ちたいという意識があります。そのためには緊張感のある大会で色々なデッキを使い、考察、検証し活かしていくこと水曜日の大会は練習場として重要な位置づけです。

―これからのながしまに期待することは?

 「県内であっても伊勢崎等からだと交通の便が悪いので移転を・・・、と冗談はさておき、実際デュエルスペースは広いので有効活用し大会等盛り上げて欲しいと思います。特に『WIXOSS PARTY SPECIAL “CONCEPT”』は、面白い企画なので今後も期待しています。

―ながしまを訪れてみたい方へ一言お願いします。

 「水曜日に仕事終わりに皆で集まって楽しくやっています。気軽に遊びに来てもらって、一緒にやっていければいいんじゃないですかね。目標となる大会があれば、それに向かって皆モチベーションあげて練習しますし。平日仕事終わりにWIXOSSができるコミュニティ、それがながしまWIXOSSです。

―最後に宣伝等あれば、お願いします。
※ 今回は、木村さんが実際に勤められている『「蕎麦茶寮 きむら』さんをご紹介させていただきます。お昼時は込み合いますので、早めの時間をお勧めいたします。

 『蕎麦茶寮 きむら
 所 在 地:群馬県北群馬郡吉岡町大字北下522
 営業時間:11:30~14:30
 定 休 日:水曜日
 電話番号:0279-55-0887
https://www.gunlabo.net/shop/shop.shtml?s=1727
(店舗画像はぐんラボ!さんから引用しました)

連絡

2017年9月1日 TCG全般
 都合により今回は休止致します。

 次回は15日の更新予定です。
『ながしま と 人』 第6回:タケモト@首領(ドン)群馬サイファ勢編
『ながしま と 人』 第6回

タケモト@首領(ドン)群馬サイファ勢


◆プロフィール
 群馬県出身。Booksながしまには土曜日に出没。
 「一言報恩」を座右の銘に掲げ、ながしまに留まらず群馬サイファ勢をまとめる首領(ドン)。

 twitter https://twitter.com/takemoto_cipher

※ 画像は本人の希望で群馬サイファ勢象徴のスリーブとなっています。

◆遊んでいるゲーム
 ファイアーエムブレム0(サイファ)。ボードゲーム。


―本日はお忙しいところ、ご協力いただきましてありがとうございます。早速ですが、タケモトさんがファイアーエムブレム0(サイファ:以下サイファ)を始めた切っ掛けについて教えてください。

 「今から2年くらい前に友人がサイファのスターター2つとボックスを買ってきたんですね。友人はボックス特典のゲーム内キャラクターコードが欲しかったようなんですが、私自身は根っからのゲーマーということもあり、カードを見たら遊びたいという衝動に駆られまして。ルールブック片手にパックを開封して、二人で遊びだしました。

―そうですか。ではBooksながしま(以下ながしま)にもサイファの大会のために通い始めたのですか?

 「実は最初はサイファではなく別のカードゲームの大会を探している内に知りましたね。今から10年前、ちょうど社会人になりたての頃でした。1~2度大会に参加しましたが、多くの社会人がそうであるように私も仕事中心の生活となり、自然と足は遠のいていきました。

 「そして2年くらい前に、サイファと出会ったわけです。友人と遊ぶ内に大会へ参加したいという欲求が生まれ、調べるとながしまで開催していると分かり行くことにしました。大分期間が空いていたこともあり、“開催店舗:Booksながしま”と見ても聞き覚えはあるもののはっきりとは思い出せませんでした。ですが実際に行ってみて、ああ、懐かしい場所に着いたなと思ったのを覚えています。

―なるほど。ではどういった経緯で交流会を開催するようになったのでしょう?

 「私の前任者が発起人でして、なんとかサイファユーザーを増やしたいと思案をめぐらせた結果、交流会という形に落ち着きました。大会だと敷居が高く感じるプレイヤーもいて、参加者が一桁ということもざらでした。そこでみんなで楽しむ交流会という形式で実施が決まり、広報兼運転手として運営に携わるようになりました。5回目の開催時に前任者からバトンを受け、以後私が主催となっています。

―タケモトさんは交流会を開催するだけでなく、地方のイベントにも積極的に参加されていますが、そこまでサイファに魅了される理由を教えてください。

 「先日も金沢、仙台とイベントに参加してきたのですが、ながしまと同じくらいの年代の方が多い、つまりは大人が大半を占めていました。参加人数50人くらいで同じアーキタイプのデッキがいくつあったと思います?一番多いので3人ですね。キャラクターを育てる特性上、非常に自由で独創性に溢れたゲームなんです。勝つことだけに拘る人はいなくて、対戦しながらお互いのデッキ自慢みたいになるんです。皆さんカードゲーマーよりもゲーマーといった方が適切かもしれません。勝つことだけに拘らず自由に楽しめるのがサイファの魅力です。

―現在は主にながしまで交流会を開催されていますが、理由や魅力について教えてください?

 「気持ちのいいプレイ環境というのは、どうやってつくられると思いますか?私は、マスター(店長)によって成り立つものだと思います。ながしまは、とてもいい環境なんです。それは単にデュエルスペースが広いという物理的理由ではありません。居心地がよく、誰でも楽しく遊べる環境が整備されているんです。だから交流会の場所として、使わせていただいています。

 「私は、楽しくみんなで集まる場を作りたいという思いで交流会を主催しています。その思いに理解を示し、遠慮なく場所を提供してくれているのがマスター(店長)です。損得勘定ではなく何よりもプレイヤーのことを第一に考えてくれている。人情味溢れるマスターが魅力だからこそ、彼に会うためにながしまに人は通うのだと思います。

―最後になりますがサイファを通じ、ながしまを訪れてみたい方へ一言お願いします。

 「カードショップや大会って聞くと怖いと感じる方もいると思います。トーナメントデッキじゃないと怒られたり、感じが悪い相手と対戦したらどうしようと。ちょっとだけ、ほんの一歩踏み出す勇気を出して欲しいと思います。ながしまに来てくれれば、交流会に参加してくれれば、絶対に満足させる。絶対に面白いと感じるはずです。交流会の参加者は、カードゲーマーよりゲーマーです。もっと言えばコレクターです。自分の好きなものを共通の理解のある人たちと楽しむ場所、それがながしまであり交流会です。

―大会の宣伝等があれば、お願いします。

★『第11回ファイアーエムブレムサイファ交流会in群馬 ~サイファ夏休み~
 開 催 日:8月26日(土)
 受付時間:午前11時30分~午前12時
 参 加 費:1パック購入
 定  員:30人
 賞  品
 参加賞として最新エキスパッションのブースターを1パック進呈。
 備  考
 下記サイトからも参加できます
 http://twipla.jp/events/270531

 今月末に開催するサイファの交流会になります。大会未経験者も遠慮なく遊びに来てください。みんなでサイファ夏休みを楽しみましょう。
『ながしま と 人』 第5回:阿部 真一郎(Bp-)編
『ながしま と 人』 第5回


阿部 真一郎(Bp-)


◆プロフィール
 群馬県出身。株式会社バンダイ公認バトルスキー(イベント主催者兼ジャッジ資格保持者)。『天才は努力するものに勝てない。努力するものは、楽しむものに勝てない。』を自身のスタイルとして掲げ、プレイヤーとして、イベント主催者としてバトスピに全力で取り組んでいる。

 『バトスピエクストリームゲーム』初回出場
 Twitter https://twitter.com/abec79
 blog http://ameblo.jp/abec79?frm_id=v.jpameblo&device_id=94caf2cefc8045f3ae918603c6aa1b8e

◆遊んでいるゲーム
バトスピ

―いつからバトルスピリッツ(以下バトスピ)をされてますか?
 今から3年くらい前に、バトスピの公式で「バトスピ初心者プレゼント」という企画がありまして、応募し初心者デッキを手に入れたのが切っ掛けです。
 元々カードゲーム自体好きだったこともありますが、子供が小学生なので遊びを通して、成長に繋がればと思い、一緒にやることにしました。

―カードゲームを通して成長とは、どういったことでしょうか?
 私は、カードゲームは論理的思考を学んだり、人間関係の構築に役立つと思っています。カードゲームを通して“子供たちの考える力”を養い、様々な年代の人たちと触れ合う機会をつくり、コミュニケーション能力が向上すると思っています。

―いつからBooksながしま(以下ながしま)に通われてますか?
 2年前からです。以前は県内の別のお店に通っていたのですが、同じバトルスキーであるスカイさんとカードのトレード話しをしたことがありまして、その際スカイさん行き着けのショップということで教えてもらいました。
 これまでのお店は、デュエルスペースの広さだけでなく、子供たちが他のプレイヤー、主に大人へ声をかけ辛いのが一番の問題でした。せっかく遊びに来ているのに、対戦できないのは寂しいですよね。

 ながしまへ通いだして、デュエルスペースの広さも十分ですが、大人の方が子供へ声かけしてくださり、物怖じせず遊びやすい環境で満足しています。

―どの位のペースでながしまに通われていますか?ながしまの魅力とは?
 バトスピの大会がある日曜日は、必ずいます。プレイヤーとして参加もしていますが、バトルスキーとして大会運営をしている時もあります。

 私が思うにカードショップって初心者の壁があるんです。新規参入者が対戦したり、大会へ参加しても先ず勝てない。また、誰かを媒介としないと自分から声かけ辛く対戦できない等あります。

 ながしまは、初心者の壁が低いんですよ。大人から声かけてくれますし、対戦、練習も自由にできます。初心者にとって、ぴったりの環境なんです。

―バトルスキーとして今後の活動や方針はありますか?
 私は、偶数月に小学生以下限定のイベントとして“Bp-grand prix”を実施しています。バトスピのルールのよくわからない子も、やってみたい子も、是非気軽に参加して、一から楽しんで欲しいですね。

 「ルールがわからないから」としり込みせず、参加して欲しい。全員が最初から正しいルールを知っているわけではないんです。でもルールを知れば、今よりももっと楽しくなるはず。そのために私たちバトルスキーがいるんです。
 来年以降も継続実施し、盛り上げていきたいと思っています。交流しながら各々の楽しみ方で、バトスピで遊んでくれればと思っています。

―ながしまを訪れてみたい方へ一言お願いします。
 バトスピは、コアという独自のシステムが魅力のカードゲームです。コアの管理に戦略の主眼がおかれ、勝負の分かれ目になる。他のゲームでは味わえません。

 垣根の低いながしまで、是非バトスピを体験して欲しいです。

―大会の宣伝等あればをお願いします。
★ながしまぐらんぷり~August~
 開 催 日:8月13日(日)
 開始時間:午前11時~
 開催場所:Booksながしま
 参 加 費:500円
 定  員:64名
 備  考:予約制(Booksながしま027-371-2970)

  県外のバトルスキーも参加表明しています。有名どころだとstag(千葉)さんです。ながしまに初めて来られる方も常連の方もいると思いますが、ながしまの雰囲気が感じられる大会になると思うので、是非ながしまの風にあてられに来てくだい。

★Bp-grand prix~葉月~
 開 催 日:8月27日(日)
 開始時間:午後2時~
 開催場所:Booksながしま
 参 加 費:無料
 定  員:16名
 備  考:ジュニア限定

 こちらは小学生限定イベントになります。ルールからしっかり教えますので、楽しみながらバトスピしましょう。
 また、大会で勝つたびに年間ポイントが溜まり、年間ポイントトップ4により来年2月開催予定のがBp-grand prixへの出場権を獲得します。
 今からでも年間ポイントは十分溜まりますし、途中参加も大丈夫ので是非参加してください。
『ながしま と 人』 第4回:バジ夫編
『ながしま と 人』 第4回


バジ夫(ばじお)

◆プロフィール
 群馬県出身。ながしま“遊戯王”コミュニティーを代表する若さ溢れるプレイヤー。その可憐な姿とは裏腹に、大会から大会へと渡り歩いてもいる猛者でもある。
 また、コスプレイヤーとしても活動しており、県外への遠征も積極的に行っている異色のプレイヤーである。
https://t.co/5FULD1DBcC

◆遊んでいるゲーム
 遊戯王。

―Booksながしま(以下ながしま)を知ったきっかけは?
 小学校2、3年のころだったと思うんですけど、兄と一緒に遊びに行ったのが最初です。その頃は、遊戯王じゃなくてデュエル・マスターズをやってたんですけど、兄から「近所でデュエル・マスターズのイベントをやっているお店がある」って聞いて、二人でワクワクしながら行ったのを覚えています。

 その後引越し、デュエル・マスターズも引退して疎遠になっていたんですけど、新しく遊戯王を始めたんです。慣れてきて県内で大会に参加しようと思って探していたら、ながしまさんを見つけて、懐かしさも相まって行ってみたんです。店長も昔のこと覚えていてくれて、そこから通うようになりました。

―どの位のペースでながしまに通われていますか?ながしまの魅力とは?
 んー、私は、コスプレもやっているので必ずいるとは断言できないんですけど、遊戯王中心で遊んでいるので、遊戯王イベント関連の日である土曜日ですね。ただし毎月の遊戯王の日は必ず大会に参加しています。

 魅力ですけど、雰囲気とかもちろんあるんですけど、一番はやっぱり店長の存在だと思います。
 私が、久しぶりに顔出した時も覚えてくれていて、会話が弾むと同時にお店の雰囲気にもすぐに溶け込めました。
 カードゲームって遊んでいる内に大会やイベントに参加したくなるし、参加する中でお店の常連の人や大会を通じて会う友人と、どんどん人の輪が広がっていくじゃないですか。
 でも中には人見知りな方や初めてでどうしていいかわからない方もいますよね。店長は、こうした新規のユーザーと既存のユーザーの間をうまく取り持ち橋渡しをしてくれるんですよ。だからすぐにお店に馴染め、アットホームな雰囲気が形成されているんだと思います。

 これって店長だからできる、店長にしかできないことだと思っているんです。

―これからのながしまに期待することは?
 ながしまに限ったことではないんですけど、群馬県は遊戯王のプレイヤーも少ないし、公認大会もあまりないんです。
 県内外の遊戯王プレイヤーを誘致できるような、面白いイベントを期待したいです。

―ながしまを訪れてみたい方へ一言お願いします。また、告知や宣伝があればお願いします。
 私は、遊戯王というカードゲームが好きで、遊ぶ場所としてながしまは最高の環境だと思っています。新規も既存も関係ありません。遊戯王が好きなら、一緒に遊びませんか?
 だから一緒にながしまで遊戯王やって盛り上げましょ。

★告知★
 来週になりますが、7月23日に板橋で開催される東京遊戯CSで運営をお手伝いさせていただきます。1日中遊べるCSになります。
 皆さん気軽に参加してください。
http://www.izazin.com/taikai/94012125/entries
『ながしま と 人』 第3回:清水 恭爾編
『ながしま と 人』 第3回

清水 恭爾(しみず きょうじ)

◆プロフィール
 群馬県出身。Booksながしまを中心に活動するDCI認定レベル1ジャッジ。お店の秩序と平和を守る番人。

◆遊んでいるゲーム
 マジック、ボードゲーム(特にフリードマンフリーゼ作のもの)

―Booksながしま(以下ながしま)を知ったきっかけは?
 近所に住んでいたので、お店自体の認識はありました。ただ、その頃は近所の本屋さん程度のものでしたが。
 その認識が変化したのは高校1年位の時、本を買いに行ったら、マジックのブースターが目に入って。
 自分がちょうど興味を持ち始めていたものを扱っていた嬉しさと本屋なのに本以外の商品も取り扱っているという意外性からただの本屋じゃないんだと認識を改めましたね。もう20年位前のことですけど、その頃はマジックを取り扱っているお店が少なかったので鮮明に覚えてます。話してみたら間違って仕入れたから今後は入れないとかいったんですよ、店長。それは困る、買いにくるから是非続けてくれってお願いして(笑)
 高校2年の頃には毎日行くようになって、初めて出た大会もメルカディアンマスクスのプレリリースパーティーでした。そこからは月例大会中心に参加してましたね。

―どの位のペースでながしまに通われていますか?ながしまの魅力とは?
 金曜・日曜の夕方を中心に週3くらい通ってます。スタン・モダン・ドラフト中心に遊んでます。
 大会時はジャッジとして運営しています。ルールの質問等どんどんしてください。

 魅了は、店長の人柄も勿論ですが、お店の雰囲気・居心地がとてもいいんですよ。
 デュエルスペースは広いし、マジックに限らずバトスピや遊戯王、ボードゲーム等それぞれが好きなゲームで自由に楽しんでいるって、素敵なことじゃないですかね。それぞれのコミュニティーが上手く共存し合うことで、必然的に店の雰囲気もよくなっているように感じます。
 あの日、あの時、本を買いにいかなければ、マジック、いや、ながしまにどっぷりの今の自分はいないでしょうね。

―清水さんはジャッジとしても活動中ですが、目標等はありますか。
 最終的にはグランプリでジャッジとして参加したいと思っています。そのためにも深夜プレリや店舗大会を中心に活動をしています。今後は実戦経験を積み、マジック業界にも貢献できるように、積極的に大会運営に携わっていきたいと考えています。

―ながしまを訪れてみたい方へ一言お願いします。
 何も持たずに来ても楽しめるお店、それがながしまです。
 カードゲームはもちろん、ボードゲームもありますし、お一人様でも遊べます。マジックのジャッジに興味ある方いれば、遠慮なく声をかけてください。
マジックだけでなく各種TCGプレイヤーは、自分の好きなカードやデックを使って楽しんでいる方も多くいます。自分の好きなカードで思いっきり楽しむのがTCGの魅力、是非ながしまでプレイしてみてください。

 全くゲーム類に疎い方も、心配しないでください。ルールに精通した人もいますし、みんなが始めてのボードゲームもあります。一緒に楽しい時間を過ごしましょう。

 一見さんは、輪に入りにくいかなって思うかもしれませんが、そんなことないんです。ながしまに来た時から、コミュニティーの一員です。
『ながしま と 人』 第2回:黒髭編
 カードゲームには、必要不可欠なものがある。

 それは“一緒にゲームに興じてくれる相手”である。

 初めてプレイした時の感動も、勝利した時の喜びも、対戦相手がいたからこそである。

 一緒にコミュニケーションを図りながら、ゲームを進めていくことこそが、カードゲームの真髄と言えるだろう。

 相手を求め、カードショップを訪れ、共通の喜びを見出すことで、自身がコミュニティーの一員となっていく。

 ここ群馬県南西部に位置する高崎市にも一軒のカードショップがある。自分が遊びたいと思った時、ふらっと立ち寄れる止まり木の様なお店が。

 それが“Booksながしま”だ。

 Booksながしまというお店と、そこに集う人々の物語。コミュニティーの魅力ついてインタビューしていきます。


『ながしま と 人』 第2回

黒髭(くろひげ)

◆プロフィール
 群馬県出身。ながしま“マジック”コミュニティーの中心人物。来る者拒まず、去る者は追う精神で、新規プレイヤーのみならず他県のプレイヤーまで広く迎え入れている。
 マジックだけでなく酒席やイベントの企画立案も行い、コミュニティーの盛り上げ役でもある。
※ 画像は本人の希望で《ネクロサヴァント/Necrosavant》となっています。

◆遊んでいるゲーム
 Magic: The Gathering、ボードゲーム全般(特にテレストレーショ)。


―Booksながしま(以下ながしま)を知ったきっかけは?
 学生のころ、よく遊んでいた友人に連れて来てもらったのが“ながしま”との出会いなんですけど、最初は通い詰めることもなかったんですよね。その後直ぐに社会人になってマジック自体を休止してしまったこともありますし。

 運命って言ったら大げさかもしれませんが、仕事帰りにふと見覚えのある道に出くわしたんですよ。記憶を辿っていくと、行き着いたのが“ながしま”だったってわけです。懐かしさも相まってマジックのパック買ったんですけど、それから仕事帰りに立ち寄ってパック買うのが日課になっていきました。
 段々とFNMにも参加するようになり、その頃には店長やプレイヤー達とも仲良くなって、マジック楽しんでご飯行くみたいな流れが出来てましたね。徹夜でドラフトもしてました。今考えると若かったですね。

―どの位のペースでながしまに通われていますか?ながしまの魅力とは?
 毎週金曜・土曜の夕方は必ずいますね。FNMに参加することが、休日開始の合図になっているんです(笑)。誰とでも遊べるようにデックもスタンダード・モダン・レガシーとありますし、ドラフトまでなんでもできます。一時期は、EDHもよくやってましたね。

 ながしまの魅力ですけど、やっぱり店長の人柄ですね。店長が居てこその店だと思います。きっかけはどうあれ、店長がいなかったら他の人にも出会わなかったろうし、そもそも通い詰めたかもわからないですね。
 みんな個人毎にながしまに来ていたはずなのに、いつの間にか“ながしま”というコミュニティーの一員となっている。個人同士を結びつけ一つにまとめる力と空気、それがあるんですよ。

―これからのながしまに期待することは?
 自分は、マジックだけじゃなくボードゲームもやるんですけど、それぞれのゲーム自体面白いし、相互に魅力的な人達ばかりだから、ゲーム同士の交流会とかやると面白いんじゃないかなと思います。

―ながしまを訪れてみたい方へ一言お願いします。
 新規・古参関係なくわいわいできる、居心地はいいお店です。マジック等カードゲームをやらない人も、ボードゲームの準備ができてますので、是非お越しください。

 私黒髭は、いつでも遊べる準備はできていますので、店長や常連なんかに「黒髭いる?」や「《ネクロサヴァント/Necrosavant》の人います?」と聞いてもらえれば、いつでもお相手いたします。一緒に遊びましょう!
『ながしま と 人』 第1回:長嶋 浩三編
『ながしま と 人』 第1回:長嶋 浩三編
 カードゲームには、必要不可欠なものがある。

 それは“一緒にゲームに興じてくれる相手”である。

 初めてプレイした時の感動も、勝利した時の喜びも、対戦相手がいたからこそである。

 一緒にコミュニケーションを図りながら、ゲームを進めていくことこそが、カードゲームの真髄と言えるだろう。

 相手を求め、カードショップを訪れ、共通の喜びを見出すことで、自身がコミュニティーの一員となっていく。

 ここ群馬県南西部に位置する高崎市にも一軒のカードショップがある。自分が遊びたいと思った時、ふらっと立ち寄れる止まり木の様なお店が。

 それが“Booksながしま”だ。

 Booksながしまというお店と、そこに集う人々の物語。コミュニティーの魅力ついてインタビューしていきます。


『ながしま と 人』 第1回

長嶋 浩三(ながしま ひろみ)

◆プロフィール
 群馬県出身。Booksながしま(所在地:群馬県高崎市箕郷町生原589-4)の店主。通称店長。様々なカードゲームに精通し、イベント運営でもアイデア溢れるオモシロ企画でプレイヤー達を楽しませている。


―Booksながしま(以下ながしま)とは一体どんなお店ですか?
 来年で設立30年を迎える“よろず屋”です。元々は靴専門店として始まり、『お客様の足元から始まり、知性まで対応する万能なお店』をコンセプトに営業してきました。時代に即し、老若男女世代を問わず、万人から愛されるお店を目指しています。
 カードゲームも常連の方の要望で取り扱いを始め、現在では“ながしま”コミュニティーを育てるために必要不可欠なコミュニケーションツールとして定着しています。

―どれくらいの種類のカードゲームを取り扱っているのですか?また、定期開催しているイベント等はありますか?
 現在は、Magic the Gatheringを中心に6種類程度販売しており、毎月店舗公認大会も実施しています(以下の通り)。

 ●Magic the Gathering
  FNM(スタン)     毎週金曜18時~
  GMC(モダン)     毎月第三日曜日14時~
  ながしま杯(スタン) 毎月最終日曜14時~
  非公式カジュアル大会 毎週土曜14時~(フォーマットの要望受け付けてます)
 ●遊戯王        毎週土曜12時~
 ●デュエルマスターズ  毎週日曜10時~
 ●バトスピ       毎週日曜10時~
 ●ウィクロス      毎週水曜19時~
 ●ファイヤーエンブレム 毎週土曜13時~

―今後のながしまの展望について教えてください。
 老若男女が楽しく集える場所、ゲーム等を解して交流が生まれる地域密着のカルチャーセンターを目指しています。
 初めて来店されたお客さんや全く別の種類のゲームしている方が、共通のカードゲームを通して時間を共有する。そうやってコミュニティーが賑わっていくことが喜びでもあります。そのためにもみなさんが過ごしやすい場所をこれからも提供し続けたいですね。
 来年は設立30周年のため、ユーザー主体、社会貢献できる店として営業していきます。
―ながしまを訪れてみたい方へ一言お願いします。
 当店は、初めて来た方も馴染める様なアットホームな雰囲気が自慢のお店です。常連の方々に支えられ、コミュニティーと共にお店も成長してきました。
 今後もユーザー主体、アットホームなコミュニティーを築いていきます。大会日程や取り扱いのゲームのこと、●●というカードゲームはいつユーザーが集まるか等々、遠慮なくお問い合わせ下さい。お待ちしております。